行政書士は官公署に提出する書類や各種申請書をつくります。行政書士が作成できないものもあり、たとえば税務署に提出する確定申告書は税理士、特許庁への特許出願は弁理士、と法律で定められています。しかし、それでも行政書士が作成できる書類は1万種ともいわれるほどです。以下に代表的な業務を挙げますが、新米行政書士の私は福祉関連が得意分野になります。また、宅建士の資格を有しておりますので農地転用についても御相談にのれると思います。その他の御依頼は時間を要する可能性があることを御容赦ください。
1 国際業務
・在留資格認定証明書交付申請
・在留資格の変更許可申請
・永住許可申請
・帰化許可申請
・外国との合弁会社設立
・外国為替及び外国貿易法の手続き
・輸出入の許可
・外国企業の英文財務諸表作成など
2 会社設立
株式会社の設立においては、行政書士は次のような書類を作成します。
・原始定款
・発起人会議事録
・株式引受証
・創立総会議事録
・株式申込証
・取締役会議事録
3 建設業許可
ある程度の規模の工事を請け負う業者は、建設業の許可が必要です。次のような書類作成も行政書士の業務です。
・変更届出
・許可更新
・公共工事の入札参加業者になるための経営状況分析、経営事項審査申請
4 自動車登録、運送事業許可
・車庫証明
・自動車登録手続き
・自動車運送事業の許認可届等
5 廃棄物処理業許可
行政書士は収集運搬業、中間処理業、最終処分業の許可申請を各自治体に行います。
6 各種法人設立
「医療法人」「社会福祉法人」「宗教法人」「学校法人」「事業協同組合」「商工組合」「商店街振興組合」など様々な法人の形態がありますが、それらの設立や解散に係る業務、定款の変更などを行います。
7 風俗営業許可
風俗営業とは、料理店やクラブ、バー、ゲームセンター、パチンコ店などの営業のことを言い、都道府県の公安委員会の許可が必要です。
8 記帳、会計、財務諸表の作成
行政書士は会計、経理に関する業務も行っています。
・財務諸表の作成
・資金融資申込書類の作成
・一部税金の申告書、申請書の作成
9 農地、土地利用
・農地転用にかかる契約書や届出、許可申請